2008年01月23日
ポセッションフットボール+超高速&超多彩ドリブル=世界で戦うオリジナルスタイル。

極寒の大都会は雪の予報が出てもちっとも降らない。
雪に不慣れで苦手なコンクリートジャングルと私には良い事である事には間違いないのだが。
それはそうと。
ニューイヤーのオープニングイベント高校選手権は、大本命の流経柏の圧倒的な優勝で幕を閉じた。
往々にして、大本命は結果を出す事が難しい中、それを実現したのは本当に凄い事である。
攻守共にチームとしての強さ、コンビネーションの充実、そして決定的な仕事が出来るクラッキ(=突出した選手)がいたという事。
文句なしの優勝だった。
本当におめでとう。
実際に観たチームの中では(今回はほとんどチェックできていないが)低くて速い質のボールを多用した東福岡のサイドチェンジは私を唸らせた。
(覚えておられる方も大勢おられるだろうが前々回のファイナルで野洲の決勝点の起点となった田中雄大から乾へのボールのような)
流経柏、敗れた藤枝東にしてもポゼッションフットボールであったし、そういったチームが結果を出している事に象徴されるように年々そのレベルは高くなってきている。
主観的に観ても、客観的に観ても今回の野洲は未完成だった。
2年生主体だった野洲のネクストシーズンはどうなるのか。
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元旦の青と緑の初蹴り。
それに現役中学3年生も参加しているのだが、その選手達のプレースタイルを観て、ここ近年のセゾンFCの育成の方向の変化が見えた。
(私が言うのも何だが、東京在住の私はほとんど彼らのプレーを観ることはない。ただ一瞬見ただけでその意図、狙いは分かる。)
彼らにしてみればスター選手揃いでゲームが終わるとサイン集めに奔走しているところが笑う。
そのプレーには将来、日本が世界で戦える選手へのヒントがつまっていた。
そのプレースタイルとは。
パスの選択肢よりもドリブルが最優先選択肢である事。
ファーストタッチから、相手の裏を意識している。
とりあえず止めてみようではない。
隙あらば抜いてやるぞというような止め方である。
そしてボールタッチが細かく、めちゃめちゃ速い。
乾貴士と楠神順平を足して2で割ったようなイメージをもってもらうとわかりやすいかもしれない。
まさしく「個の力=多彩な高速ドリブル」に重点を置いた育成である。
その割合は以前よりパーセンテージは上がっている。
いくらチームでいいボールの動かし方をしても得点を奪わなければ何の意味も持たない。
それは当たり前で、打開できる個人技が必要なのである。
来ていた彼らは全員が野洲高校に進学する。
全国優勝を成し遂げた偉大なセクシーフットボールのようなチームとしての鮮やかさは無いかもしれない。
しかしながら驚愕の個人技とドリブルが観れるチームが観れる可能性は高い。
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ボールポセッションが当たり前になってきている現在のフットボールシーン。
忘れがちなのだが、目的はボールをつなぐ事ではなく、ゴールを奪う事。
それを達成するには「個の力」、例を挙げるなら「超高速&超多彩ドリブル」が必要になってくる。
そういう意味では清水入りする流経柏のクラッキ、大前にも期待したい。
オシムジャパンであれ、岡田ジャパンであれ、チームを成熟させていったとしても、結局誰が仕事をするのかというと、
先述の打開できるクラッキである事は誰が見ても明白である。
それは誰なのだろうか。
まだまだ続く。
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